Cygwin+CygTerm(+TeraTerm Pro)のインストール[Part-1]

最近では仮想環境のLinux(CentOS/Ubuntu)を使うことが多く、Cygwinを使うことが減ってきましたが、仮想環境を起動することなく、瞬時にUnixコマンドが実行できるCygwin環境は捨てがたいと感じます。
また、CygwinもCygterm(+TeraTerm Pro)で操作もし易いし、日本語も可能です。
久しぶりにCygwinを訪れると、バージョンも1.7.9-1になっていました。
PCのCygwin環境も古いので、新規にインストールしてみることにしました。

1.ダウンロード
以下の資材をダウンロードします。
①Cygwinのsetup.exe
②CygTermのcygterm107.tgz
③TeraTerm Proのttermp23.zip
④TeraTermのteraterm-4.69.exe
TeraTerm Proと後継のTeraTermの両方をダウンロードします。TeraTerm ProはEUC用、TeraTermはUTF-8用にします。
注意:InternetExplorerでダウンロードロードすると、cygterm107.gzとなるので、cygterm107.tgzに拡張子を変更してください。

2.Cygwinインストールフォルダ作成
Cドライブ直下にcygwinフォルダを作成します。

3.インストール
(1)Cygwin
①Cygwinのsetup.exeをC:\cygwinに移動します。
②seup.exeを起動します。
　　・Root Directory→C:\cygwin
　　・Local Pakeage Directory→C:\cygwin
　　・Select Your Internet Connection→Direct Connection
　　・Choose A Download Site→http://ftp.iij.ad.jp
　　・Select Pakeage（以下のものを明示的に選択しました）
　　　-Admin
　　　　cron
　　　　cygrunsrv
　　　　shutdown
　　　-Archive
　　　　unzip
　　　　zip
　　　-Devel
　　　　diffstat
　　　　flex
　　　　gcc
　　　　indent
　　　　libiconv
　　　　libncurses-devel
　　　　make
　　　　readline
　　　-Editors
　　　　vim
　　　-Net
　　　　openssh
　　　　openssl
　　　-System
　　　　chkconfig
　　　　ping
　　　　procps
　　　　util-linux
　　　-Utils
　　　　file
　　　　ncurses
　　　　screen
　　　　time
　③インストールを実行します。
　上記、インストール後Cygwinのフォルダサイズは、400MB程度でした。

(2)TeraTerm Proのインストール
　①ttermp23.zipを解凍します。
　②ttermp23フォルダのsetup.exeを実行します。
　③デフォルトのままインストールします。

(3)TeraTerm のインストール
　①teraterm-4.69.exeを実行します。
　②デフォルトのままインストールします。

とりあえず、インストールまで完了しました。
次回は、環境設定をしていきたいと思います。
お楽しみに!!