2011年6月にWindows版のOracle Directory Server Enterprise Editionのインストールについて書きました。
今回はLinux版のインストールについて書きます。
インストールについては、以下のサイトを参考にさせていただきました。
Oracle Directory Server Enterprise Edition Installation Guide 11g Release 1 (11.1.1.5.0)
Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g 11.1.1.5 Installation Steps
インストールの前に構築するための諸条件を書きます。
■ソフトウェア
VirtualBox 4.1.18
CentOS 6.3 64bit
Oracle Directory Server Enterprise Edition 11.1.1.5.0(x86-64)
Java SE Development Kit 7
Tomcat 7.0.29
■環境
ホスト名 dsee7m1
FQDN名 dsee7m1.local.localdomain.com
IPadress 192.168.0.81/255.255.255.0
InstallDir /mps
Port LDAP(389)、LDAPS(636)、DSCC(3998)、CACAO(21162)、HTTP(8080)
ユーザー assimane
実行ユーザー root
予めパスワードは決めておいてください。
まず、OSをインストールします。
OSは日本語を選択し、Minimal Desktopでインストールを行います。
インストール後半では、assimaneユーザーを作成します。
コマンドは主にTeraTermからSSHでassimaeでログイン後、rootにsuして実施します。
rootになります。
SELinuxの無効化します。
(セキュリティ管理のモジュールですが、アクセス制限などでトラブルになりやすいので無効化)
リブートします。
rootになって、SELinuxの確認をします。
hostsファイルを更新します。
Guest Additionsをインストールするためgccをインストールします。
Guest Additionsをインストールするためkernel-devel-2.6.32-279.el6.x86_64をインストールします。
VirtualBoxのデバイスからGuest Additionsのインストールをクリックします。
フォルダを開くを選んで、OKをクリックします。
Guest Additionsのインストールを実行します。
パッチを作成し、適用します。
セットアップを実行します。
日本語ディレクトリ名は使い辛いので、英語ディレクトリに変更します。
Don't ask me this againにチェックを入れ、Update Namesをクリックします。
変更できたことをlsコマンドで確認します。
リブートします。
今回はOSの準備までです。
次回はDSEE7に必要なライブラリのインストールを行います。
次回もお楽しみに!!
2012-07-22 17:16
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