Oracle Directory Server Enterprise Edition(Windows)のインストール[Vol.1] [DSEE7]
LDAPサーバの構築を行ってみたいと思います。
LDAPサーバは以下のようなソフトウェアがあります。
・OpenLDAP (2.4.25)
・Oracle Directory Server Enterprise Edition (11.1.1.5.0)
・Enterprise Directory Server (6.0)
過去にSun Java System Directory Server Enterprise Edition (5.2 Patch4)を構築したことがあるので、後継のOracle Directory Server Enterprise Edition (11.1.1.5.0)のWindows版をインストールしてみたいと思います。
インストールにあたり、ITインフラ備忘録はとても参考になりました。(ほとんどマネしただけです。)
インストールする前に注意事項を書きます。
詳しくはhttp://download.oracle.com/docs/cd/E19656-01/821-1719/install-notes/index.htmlを参照してください。
①Directory Service Control Center でサポートされるブラウザ
Windows 2003/2008 Microsoft Internet Explorer 7 および 8、Firefox 3.5+
②メモリ
1G ~ 2G バイト (評価目的の場合)
最小 4G バイト (本稼働サーバーの場合)
③Directory Server Enterprise Edition のオペレーティングシステム要件
Solaris 10 U5+ オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x64)
Solaris 9 U9+ オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x86)
Solaris 10 U5+ Trusted Extension オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x64)
Red Hat Enterprise Linux 5 UL3+ オペレーティングシステム (x64)
Red Hat Enterprise Linux 4 UL8+ オペレーティングシステム (x64 および x86)
Oracle Enterprise Linux 5 UL3+ オペレーティングシステム (x64)
SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2+ オペレーティングシステム (x86 および x64)
SUSE Linux Enterprise Server 11 オペレーティングシステム (x64)
HP-UX 11i(11.23) PA-RISC (64 ビット)
Microsoft Windows Server 2003 R2+ (x86 および x64)
Microsoft Windows Server 2008 R2 (x86 および x64)
④Directory Server Enterprise Edition のソフトウェア依存関係の要件
Microsoft Windows システムでは、Directory Service Control Center が正しく動作するようにするために、ポップアップブロッカを無効にする必要があります。
⑤Directory Service Control Center でサポートされているアプリケーションサーバー
GlassFish 3.x
Tomcat 6.0+
Sun Java System Web Server 7.0+
Oracle WebLogic Server 10.3.3
Oracle iPlanet Web Server 7.0.9
では、インストール環境について整理します。
OS:Windows Server 2003 R2 Standard Edition Service Pack 2 32Bit
IE:Internet Explorer 8
コンピュータ名:dsee7m1.example.com(ワークグループ)
アカウント:dsee7(Administrators)
インストール先:C:\oracle\dsee7
アプリケーションサーバ:Tomcat6.0
ワークグループのコンピュータ名をdsee7m1.example.comにするには、次の手順で行います。
マイコンピュータを右クリックして、プロパティを開きます。
コンピュータ名のタブを選び、変更ボタンをクリックします。
コンピュータ名の変更画面で詳細ボタンをクリックします。
DNSサフィックスとNetBIOSコンピュータ名の画面で
「このコンピュータのプライマリDNSサフィックス」に
example.comと入力し、OKボタンをクリックします。
Windowsの再起動を実施します。
では、構築を進めていきましょう。
1.資材のダウンロード
①Oracle Directory Server Enterprise Edition
ofm_odsee_win_11.1.1.5.0_disk1_1of1.zipをここ(日本語)かここ(英語)からダウンロードします。
サインインが必要ですので、アカウントがない方は、アカウントの作成をしてください。
②Java SE Runtime Environment
jre-6u26-windows-i586.exeをここからダウンロードします。
③Apache Tomcat 6
apache-tomcat-6.0.32-windows-x86.zipをここからダウンロードします。
④OpenSSL
Win32OpenSSL-0_9_8r.exeをここからダウンロードします。
⑤ActivePerl
ActivePerl-5.12.3.1204-MSWin32-x86-294330.msiをここからダウンロードします。
⑥LDAP Browser/Editor
過去のWebアーカイブのここからダウンロードします。
2.準備
ODSEEをインストールする前にjreなどをインストールします。
①jre6のインストール
jre-6u26-windows-i586.exeをダブルクリックで実行する。
インストールをクリックする。
デフォルトのままインストールします。
(インストール先はC:\Program Files\Java\jre6)
インストール完了の画面で閉じるをクリックする。
②OpenSSLのインストール
Win32OpenSSL-0_9_8r.exeをダブルクリックで実行する。
Microsoft Visual C++ 2008 Redistributablesが必要といわれますが、そのままOKをクリックします。
インストール先はデフォルトのC:\OpenSSLにします。
Select Additional Tasksにて、DLLのコピー先の選択では、The OpenSSL Binaries(/bin) directoryを選びます。
インストール完了時、Finishボタンをクリックする前に One-Time $10 donation to Win32 OpenSSLのチェックを外してから、Finishボタンをクリックします。
③ActivePerlのインストール
ActivePerl-5.12.3.1204-MSWin32-x86-294330.msiをダブルクリックで実行する。
デフォルトのままインストールします。
次回は、ODSEEのインストールを行っていきます。
お楽しみに!!
LDAPサーバは以下のようなソフトウェアがあります。
・OpenLDAP (2.4.25)
・Oracle Directory Server Enterprise Edition (11.1.1.5.0)
・Enterprise Directory Server (6.0)
過去にSun Java System Directory Server Enterprise Edition (5.2 Patch4)を構築したことがあるので、後継のOracle Directory Server Enterprise Edition (11.1.1.5.0)のWindows版をインストールしてみたいと思います。
インストールにあたり、ITインフラ備忘録はとても参考になりました。(ほとんどマネしただけです。)
インストールする前に注意事項を書きます。
詳しくはhttp://download.oracle.com/docs/cd/E19656-01/821-1719/install-notes/index.htmlを参照してください。
①Directory Service Control Center でサポートされるブラウザ
Windows 2003/2008 Microsoft Internet Explorer 7 および 8、Firefox 3.5+
②メモリ
1G ~ 2G バイト (評価目的の場合)
最小 4G バイト (本稼働サーバーの場合)
③Directory Server Enterprise Edition のオペレーティングシステム要件
Solaris 10 U5+ オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x64)
Solaris 9 U9+ オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x86)
Solaris 10 U5+ Trusted Extension オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x64)
Red Hat Enterprise Linux 5 UL3+ オペレーティングシステム (x64)
Red Hat Enterprise Linux 4 UL8+ オペレーティングシステム (x64 および x86)
Oracle Enterprise Linux 5 UL3+ オペレーティングシステム (x64)
SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2+ オペレーティングシステム (x86 および x64)
SUSE Linux Enterprise Server 11 オペレーティングシステム (x64)
HP-UX 11i(11.23) PA-RISC (64 ビット)
Microsoft Windows Server 2003 R2+ (x86 および x64)
Microsoft Windows Server 2008 R2 (x86 および x64)
④Directory Server Enterprise Edition のソフトウェア依存関係の要件
Microsoft Windows システムでは、Directory Service Control Center が正しく動作するようにするために、ポップアップブロッカを無効にする必要があります。
⑤Directory Service Control Center でサポートされているアプリケーションサーバー
GlassFish 3.x
Tomcat 6.0+
Sun Java System Web Server 7.0+
Oracle WebLogic Server 10.3.3
Oracle iPlanet Web Server 7.0.9
では、インストール環境について整理します。
OS:Windows Server 2003 R2 Standard Edition Service Pack 2 32Bit
IE:Internet Explorer 8
コンピュータ名:dsee7m1.example.com(ワークグループ)
アカウント:dsee7(Administrators)
インストール先:C:\oracle\dsee7
アプリケーションサーバ:Tomcat6.0
ワークグループのコンピュータ名をdsee7m1.example.comにするには、次の手順で行います。
マイコンピュータを右クリックして、プロパティを開きます。
コンピュータ名のタブを選び、変更ボタンをクリックします。
コンピュータ名の変更画面で詳細ボタンをクリックします。
DNSサフィックスとNetBIOSコンピュータ名の画面で
「このコンピュータのプライマリDNSサフィックス」に
example.comと入力し、OKボタンをクリックします。
Windowsの再起動を実施します。
では、構築を進めていきましょう。
1.資材のダウンロード
①Oracle Directory Server Enterprise Edition
ofm_odsee_win_11.1.1.5.0_disk1_1of1.zipをここ(日本語)かここ(英語)からダウンロードします。
サインインが必要ですので、アカウントがない方は、アカウントの作成をしてください。
②Java SE Runtime Environment
jre-6u26-windows-i586.exeをここからダウンロードします。
③Apache Tomcat 6
apache-tomcat-6.0.32-windows-x86.zipをここからダウンロードします。
④OpenSSL
Win32OpenSSL-0_9_8r.exeをここからダウンロードします。
⑤ActivePerl
ActivePerl-5.12.3.1204-MSWin32-x86-294330.msiをここからダウンロードします。
⑥LDAP Browser/Editor
過去のWebアーカイブのここからダウンロードします。
2.準備
ODSEEをインストールする前にjreなどをインストールします。
①jre6のインストール
jre-6u26-windows-i586.exeをダブルクリックで実行する。
インストールをクリックする。
デフォルトのままインストールします。
(インストール先はC:\Program Files\Java\jre6)
インストール完了の画面で閉じるをクリックする。
②OpenSSLのインストール
Win32OpenSSL-0_9_8r.exeをダブルクリックで実行する。
Microsoft Visual C++ 2008 Redistributablesが必要といわれますが、そのままOKをクリックします。
インストール先はデフォルトのC:\OpenSSLにします。
Select Additional Tasksにて、DLLのコピー先の選択では、The OpenSSL Binaries(/bin) directoryを選びます。
インストール完了時、Finishボタンをクリックする前に One-Time $10 donation to Win32 OpenSSLのチェックを外してから、Finishボタンをクリックします。
③ActivePerlのインストール
ActivePerl-5.12.3.1204-MSWin32-x86-294330.msiをダブルクリックで実行する。
デフォルトのままインストールします。
次回は、ODSEEのインストールを行っていきます。
お楽しみに!!
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